一冊の料理本から
妻と料理するようになり、一冊のおかずのレシピ本を買いました。つねに、その本が台所の片隅に置いてあり、冷蔵庫の材料と本のレシピを見比べながら、料理することが増えてきました。料理の本を見ても、完成した時の味がわかるわけではありません。見た目で予想し、作ります。そんなことを重ねて行くうちに、なんとなく味の予想がつくようになってきています。ですが、予想を上回る美味しさの料理ができることもあり、本を見ながら作ることも楽しみの一つになってきています。足りない材料があったり、調味料があったりすることもありますが、作っていくうちに、おおよそ何を使えば代役になるのか見当がつくようになってきているから、自分でも驚いています。そんな、本を見て作って覚えた料理の中で、ある料理を手抜きして手順を変えて作ったことがありました。すると、食べてみると、全然美味しくないのです。ちょっとした材料を入れる順番の違いなのですが、これほどまでに味が変わってしまうことにびっくりしました。料理を作るうえで、手順がとても大事なのだということも学んできています。そして、本を見ながら新しいレシピにチャレンジしていくことも楽しみの一つになってきています。本屋さんに行って、他にも様々なレシピ本があり、買って行っていろいろな料理を作ってみたくもなります。ですが、まだ家にある料理本の全部のレシピを作ったわけではありません。まずは、今手元にあるレシピ本をとことん使いこなして、料理の経験を積み、レパートリーを増やしてから、次の本を買おうと思っています。様々な美味しそうな料理がのっている本ばかり買ってきても目移りしてしまいそうで、一冊一冊順番に使いこなしていくことがいいように思います。自分が学生時代、様々な問題集や参考書を用意して、勉強した気になっていたときがあったのですが、問題集を一冊に絞って、とことん使いたおした時のほうが、成績が上がった経験があり、料理も同じだと思ったからです。これからも、手元にある料理のレシピ本をバイブルに、料理の腕が上達するよう、楽しみながら頑張っていこうと思います。